フィードサック
今日はフィードサックのお話。
フィードサックは1930年代~1950年代のアメリカで家畜飼料や穀物を入れて販売されていた袋。
社名のロゴ入りで販売されていたものが販売促進の為にプリント生地が増え、大恐慌や第二次大戦などの倹約生活の時に袋をほどいてエプロンやカーテン、お洋服などにリメイクしたり、パッチワークを楽しんだり主婦の間で大人気になった布です。
現行品の布に比べてお高いフィードサック。
年々手に入りにくくなっているそうで、希少価値の高いノベルティと呼ばれるものは買ってもハサミを入れるのに勇気がいりそうな値段です。
私はカルトナージュ(布箱)を作って販売していた時フィードサックも使っていたのですが、お高い生地に手を出してしまうと「誰が買ってくれるのよーー」っていうすごーい高いお値段の布箱が出来上がってしまうのでいつも値段を気にして買っていました。
フィードサックはノベルティじゃなくても可愛い柄や色がたくさんあって、あれもこれも買いたくなってしまうんですよね~。
いつか誰かが「値段は気にしなくていいから好きに作っていいわよ。全部買い取るから。」とか言ってくれないかなあと思っていました。
もちろん誰からも言われなかったですけどw
アメリカに買い付けに行くとこんな感じにフルサイズでお店の棚に置かれているフィードサック。
縫い目がほどかれておらず袋のまま販売されていたりもします。
フラワーサック(小麦粉)やシードサック(種)も袋のまま販売されていることが多いです。
どれもリメイク手芸材料として人気ありますよね~
アメリカで買ってきたものは縫い目をほどいてお洗濯してアイロンしてカットして販売しています。
大柄のものはカットするのがもったいないのでそのままフルサイズで販売しています。
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